基本的には、OISTの人員募集のページをチェックしてみるのがいいと思います。
研究員・技術員
研究員や技術員は、自分の希望する研究室のホームページをチェックする等して応募するのがいいと思います。研究員は、ポスドクやスタッフサイエンティスト等の職種があり、2〜3年程度の雇用が一般的です。一方で技術員は研究室運営を助けることもあり、研究員とは違う雇用体系になってます。(が、私は技術員は雇用したことがないので実はよくわかってないです)
OISTと他のプロジェクト雇用の研究員との違いですが、OISTの研究員はOIST予算で雇用されていますので、基本的にプロジェクトの終了等で雇用が切れることがないのが利点です。位置付け的には理化学研究所のポスドクや研究員と同じ感じだと思います。給料に関しては、(昨今の機械学習分野の給料の高騰のことを考えなければ) 割と一般的な給料だと思います。機械学習系の給料めちゃくちゃ高いので、給料だけでは全然勝負にならないですが、自由に研究ができるのがアカデミアで働く良さかなとは思います。
研究員はどのユニットも割と応募している傾向がありますが、新規に立ち上がったユニットでは一気に数名の募集がかかることがありますので、興味のあるユニットがある場合には応募してみるのが良いと思います。弊ユニットは今はあまり積極的には募集していませんが、現メンバーが次に良い正規の助教等のポストを見つけたら新たに公募をかけようかなと思ってます。
あとこれは何度も言っていることですが、PIとの相性がありますので、応募の際にはPIだけではなくてメンバーにも連絡することをとてもオススメしています。
事務職員
事務職員は、本当にさまざまな職種があります。教員の近くで働きたいということであれば、Research Unit Administrator (RUA)のポジションが一般的です。 ユニットごとで文化がかなり違いますので、もし可能であればどのようなPIのもとで働くことになるのかはよく調べたほうが良いと思います。ちなみに、私のユニットはインターンを比較的多く募集したり、ワークショップを開催したりするので、それなりに仕事は多めな気がします。一方で、実験系ではないので実験の材料の発注等の細々とした発注作業はなかったりします。
教員
こちらは基本的には北米と同じ採用プロセスになってます。情報はOISTのページに大体載ってます。あと、昔の教員採用ハンドブックがネット上でみることができるので、その辺をよく読むとどのようなプロセスなのかがよくわかります。(私も自分が受ける時は、ハンドブックめっちゃ読みました) 2014年時点でどのような基準で採用していたかどうかがよくわかります。
他にもOISTのことが気になりましたら、日々のOISTのセミナー情報等はゆんたくhubで確認できます。是非チェックしてみてください!
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