こんにちは山田です。今日は沖縄科学技術大学院大学 (OIST)のインターンシップについて紹介していきたいと思います。以前OISTの博士課程紹介のところでも書きましたが、OISTに入学できるのは博士課程からで、高校卒業後すぐにはOISTで研究することは難しいと書きました。
なんですが、一つだけOISTで学部時代から研究できるチャンスがあります。それが研究インターンシップです。この研究インターンシップは、数週間から数ヶ月 (長い場合ですと1年)の研究インターンシップとなります。また、研究インターンシップは博士課程に在学しているという条件はありませんので、基本的には大学生であれば誰でも応募が可能です。
インターンシップ出願資格
詳しくはこちらのページに書いてありますが、一部抜粋すると
国内外の大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校 (専攻科) を原則2年以内に卒業見込みの者、又は卒業した者。在学者は在籍している教育機関の承認が必須です。また、出願者の研究内容や学歴が希望するユニットに適している必要があります。
とのことです。なので原則2年以内に卒業見込みのものという条件がありますが、基本的この条件に合致していれば誰でも応募可能です。なのでポイントは出願者の研究内容や学歴が希望するユニットに適しているというというところが一番のポイントだと思います。(めちゃくちゃどうでもいいですが、この条件だと短期大学の学生は入学直後にOISTインターンに応募できますね…)
出願者の研究内容や学歴が希望するユニットに適しているかどうかがポイントですが、基本的に大学院前までにはなかなか研究をしている方は多くはないと思いますので、普通に考えると研究に関連するGPAの成績が重要そうな気がします。(ただ、判定も曖昧なのでなんともいえないですが) ちなみにですが、インターンシップに限らず、機械学習や人工知能系では数学の成績が重要だと思ってます。ただ、これも一要因です。あとはやはり研究や実験経験があると良いので、ブログでもなんでも良いので自分のやったことをまとめてみて、それを送ってみると効果があるかもしれません。
いずれにしても、自分が興味のあるユニットの教員にメールを送ってみるというのも一つです。(私のところも毎日のように多くの問い合わせが来ます。)
インターンシップの種類
OISTでは実は2種類のインターンシッププログラムがあります。一つは大学院が主催しているものと、一つはユニット主催しているものです。何が違うかというと、どこが主体となって選考をしているかの違いくらいしかありませんが、1番の違いは大学院のインターンシップは年2回の応募しかないですが、ユニットのインターンシップは教員が予算やプロジェクトの兼ね合いでインターンをとりたいタイミングで取ることができる点が違います。なので、締め切り過ぎてしまった。。。と思っても、もしかするとチャンスはあるかもしれないのでチャレンジしてみるのは良いのかもしれません。
インターンシップのサポート
詳細はインターンシップのページを見ると載っていますが、以下がメインです。
- 手当 (平日2400円)
- アパート (オンキャンパス)
- OISTと自宅の往復の旅費
テック系のインターンではないので給料的にはまぁなんとか暮らしていけるくらいの金額です。この金額はOISTがこうなだけではなくて、国内の理研も同程度の金額だったと思います。金額からするとアパート代と手当で月10〜15万ほどのサポートということになっていると思います。
インターンシップの倍率
他の記事でも書きましたが、OISTのインターンシップは無料で応募できるのでめちゃくちゃたくさん応募があります。ただ、複数の要因がありますので、倍率はあまり意味がないようにも思います。良い成績を取って、良い研究をするのがいちばんの近道です。
OISTのことに興味がある方は、ゆんたくhubにて日々のセミナー情報等を投稿したりしておりますので、是非チェックしていただけると幸いです!
コメント